有第35号 ナウマン象のきゅう歯 2個 

所在地:矢板市泉526 (郷土資料館内)

指定日:平成元年12月14日

所有者:矢板市

見 学:普段は公開していません。

問合せ:矢板市生涯学習課 0287-43-6218

 昭和47(1972)年の西小学校造成工事中、川崎層群(かわさきそうぐん)(さかい)(ばやし)礫層(れきそう)の上部泥質(でいしつ)砂層(さそう)中から発見された。ナウマンゾウの上顎(じょうがく)右第3(だい)臼歯(きゅうし)で、咬合面(こうごうめん)の形式から中期更新(こうしん)(せい)の所産であると考えられている。1978年、同地よりさらに1個の化石が出土した。