有第40号 阿弥陀如来坐像 1躯 

所在地:矢板市片岡1631 (後岡観音堂内)

指定日:平成5年3月30日

所有者:後岡行政区

見 学:普段は公開されていません。

問合せ:矢板市生涯学習課 0287-43-6218

 作者不詳。像高50.6㎝。一木割矧造(いちぼくわりはぎづくり)で、平安時代末期の作。お椀状に盛り上がった頭の上の部分や衣文(えもん)(せん)の浅く流麗に流れる彫など、藤原時代に流行した定朝(じょうちょう)様式(ようしき)の特色が見受けられる。もともと、現在の観音堂西側に安養寺があり、その本尊であったと伝わる。