
名 称:木幡神社本殿
所在地:矢板市木幡1194-1 (木幡神社内)
指定日:昭和25年8月29日
所有者:木幡神社
見 学:いつでも可能です。駐車場は鳥居南側の参道をご利用ください。
問合せ:矢板市生涯学習課 0287-43-6218
室町時代中頃の建造。三間社流造の銅板葺き。社伝によると、奈良時代、坂上田村麻呂が蝦夷討伐に向かい、山城国宇治の許波田神社に向けてこの地で戦勝祈願した。そのため、戦利を収めることができ、この地に許波田神社を勧請したと伝えられる。その後、天慶3(940)年の承平天慶の乱の際に藤原秀郷が平将門討伐を、永承6(1051)年の前九年の役では源頼義が源義家と安倍頼時討伐の祈願をし、それぞれ効があったとされる。別説には、下野国塩谷氏の始祖である塩谷惟広が山城国宇治の許波田神社を勧請したと伝えられる。塩谷氏の氏神として尊崇され、慶安元(1648)年より江戸末期まで、社領として200石の朱印地があった。