名 称:木造二十八部衆像
所在地:矢板市長井1875 (寺山観音寺内)
指定日:昭和50年10月24日
所有者:観音寺(寺山観音寺)
見 学:駐車場あり。観音堂内部に安置されているため、拝観希望の際は事前にお問合せください。
問合せ:寺山観音寺 0287-44-1447
木造千手観音菩薩坐像(秘仏)の左右に、28躰の像が安置されている。二十八部衆と呼ばれる仏像で、千手観音を信仰する人を護る護法善神のひとつ。平均像高は80㎝で、室町時代の作。像内納入の銘によると、永享13(1441)年、塩谷氏夫人の房御前と3人の子ども、それに1人の比丘尼が願主となって造立したとある。製作は、当時、宇都宮を中心に活躍していた少貮法眼と金資宗海の2人の仏師によるもの。少貮法眼は宇都宮市多気山の不動明王坐像を修理した仏師である。