
名 称:観音寺のイチョウ
所在地:矢板市長井1875(寺山観音寺内)
指定日:平成3年2月19日
所有者:観音寺(寺山観音寺)
見 学:駐車場あり。いつでも見学可能です。
問合せ:寺山観音寺 0287-44-1447
イチョウ科イチョウ属。推定樹齢約380年。寺山観音寺の山門傍らにある。女人禁制の戒律が厳しかったことから、イチョウの木でも雄木を植えたといわれている。昔、イチョウの木の下に小さな石地蔵が祀られていたが、木の成長とともに幹に飲み込まれてしまったという言い伝えがあり、「子持ちイチョウ」と呼ばれている。また、幹から乳房のような気根が多く垂れ下がっていることから「乳イチョウ」とも呼ばれ、乳の出が悪かった人が気根の皮を煎じて飲んだところ、よく出るようになったという話も残る。