天第70号 泉のエノキ 1本

名 称(いずみ)のエノキ

所在地:矢板市泉378 (泉小学校内)

指定日:昭和57年8月27日

所有者:矢板市

見 学:県道側からいつでも見学可能です。校庭内から見学をご希望の方は、生涯学習課へお問い合わせください。

問合せ:矢板市生涯学習課 0287-43-6218

 アサ科エノキ属。推定樹齢約330年。栃木県名木100選に選ばれている。泉小学校敷地の東側には明治中ごろまで三島神社があった。この参道入り口に、泉城主の岡本(おかもと)讃岐(さぬき)(のかみ)がエノキ2本を寄進(きしん)したと伝えられる。うち1本は天災で枯死(こし)し、この1本が現存している。三島神社は明治30(1897)年の泉小学校敷地拡張に伴い、泉の(ほうき)()神社(じんじゃ)合祀(ごうし)された。「(あま)()の木」という愛称で親しまれ、泉小学校の校木になっている。