
名 称:絹本著色阿弥陀如来坐像
所在地:矢板市東泉680 (鏡山寺内)
指定日:平成5年9月3日
所有者:鏡山寺
見 学:普段は公開されていません。
問合せ:鏡山寺 0287-43-8323
作者不詳。縦149.3㎝、横94㎝。台座上に結跏跌坐している阿弥陀如来が描かれている。頭部に花冠を配して台座には竜を絡ませ、左肩から天衣が台座上に長く垂れ下がっているところなど、あまり例のない描写。高麗時代(918年~1392年)に現地で描かれたもので、高麗仏画と呼ばれる。高麗仏画は現存しているものが少なく、大変貴重なもの。現存する高麗仏画は観経変相図や弥勒下生経変相図などの変相図系と、阿弥陀や観音、地蔵などの顕教系のものに限られる。